こんにちは、香港長期積立て投資家のインベスターG.です。
思い返せば、海外投資のきっかけは、香港でのHSBCの口座開設と、オフショア長期積み立て保険でした。
当時は、海外投資といえど出回る情報は限りなく少なく、飛び込みで情報を探るような形でした。
正直、投資で大きく損失を出した時期もあり、手堅い運用を意識していた時に、知人から海外運用のオフショア保険を紹介されました。
海外の事は何も知識がなく、海外に対する信用もなかったため、色々調べていきました。海外で投資なんて、胡散臭い!!と当時は思いましたが、その方のことをかなり信用していたので、とりあえず調べてみようと思いました。
すると!!!年間10%くらいの複利で運用が出来る。。ということでした。
てっきり始め年間10%前後の収益が約束されているのだと勘違いしましたが、実際は運用次第で上下します。
けれど、毎月積み立てをして、分散して買い立てる商品なので、ドルコスト法で成績が安定しやすく、さらに運用のプロが運用マネージャーとなり、組み入れファンドを選んでいくので、長期に積み立てると成績勝率は高くなるようでした。
実際香港の運用会社の過去10年平均が9パーセントとのことなので、
例えば月に5万円を25年、年金感覚で積み立てをすると、5500万円!!になります。
ちなみに月に10万円だと1億1000万円にもなります。。
その他のメリットとして
・税金の繰り延べが出来るため、その分投資リターンが上がる。
・ファンド会社によってはマン島の保証があり安心
・入会ボーナスがついて投資金額に比例して何十万~何百万かはタダでもらえる
などでした。意外と魅力的な商品で、興味が沸いたので色々調べていくと、海外のファンド会社にも色々な種類があるのがわかりました。
はじめに知人が教えてくれたハンサードはあまりポピュラーなメーカーではないらしく、
逆に有名なところでは
・フレンズプロビデント
・スタンダードライフ
などが有名なようでした。
いずれのファンドもある程度の手数料はかかるのですが、(それでも日本の投資信託などの商品と比べれば安いが)その中でもハンサードは手数料が高いと感じました。
色々と調査を経て吟味した結果、フレンズプロビデントに投資をすることに決めました。
何故かフレンズプロビデントの一括投資サミットに突っ走る

投資先をフレンズプロビデントに決めましたが、紹介元に話しを聞いてみると、積み立て投資の他に一括投資もあるとのこと。手数料が積立より安く、なんだか大口投資に魅力を感じ、一括投資をやることにしました。
ちまちま安いお金を積み立てるのがダルイいと思ってしまったのもありますね。それと始めにたくさんお金を入れておけば早くたくさん儲かると思ってしまったのもあります。
結果的にいうと、この一括投資サミットをやったことは失敗でした。
時間の分散ができる積み立てのほうがいいと思います。
逆に絶対相場がここが底!という確信があるときは、一括もいいかもしれません。
さらにいうと、その頃だぶついている現金が結構あったこともあり、一括投資の積み立てをしようとしていました。
一本400万なので、年間4回に分けて毎年1600万を積立てる、一括投資ドルコスト!という今考えると、キ○ガイじみたことを本気でやろうとしてました。
IFAを複数に分けて運用を比べてみたいと思ったのもありますが、2本まで積み立てたあと、3本目をやるところで投資の先輩が阻止してくれました。。
そんなこんなを経て、現在は長期積み立て25年を1本だけやっています。
実際の運用成績はどうなのか?

長期積み立てをスタートして早6年が経過しました。
毎月9600香港ドル(約13万5000円)の支払いを一度も止めることなく、6年間継続しました。
運用結果:672,000香港ドル→846,052香港ドル
運用成績:25.9%の増加
6年経過した運用成績は約26パーセントの増加になっています。
だいたい年間4.31%の運用成績です。当初の、年間で10%前後の運用成績期待から見れば、少ない成績にはなりますが、世界経済がなかなか上振れしない中で、マイナス運用になっていないことを考えれば上々な成績にも思えます。
今後も積み立てを継続させるよ

長期積み立てに否定的な声は確かにありますが、私はこのまま積み立てを続けようと思っています。現実として、運用を任せるIFAによっては、この数年でマイナス運用になっているところは実は非常に多いです。
しかし私が運用を委託しているIFAは、しっかりとプラス運用をしており、運用委託している資産は現状毎年増えています。
このIFAは香港の企業ですが、本来、現地の富裕層を対象としている老舗企業で、地元からの信頼も厚く、少し古いデータだが、リーマンショックの戻りの2009年度の成績は前年度比+70.55%の運用実績を上げており、今後も期待が持てる。
確かに現状の成績では、サンライフなどの確定利回り保険の利率約3.70%(2017.10現在)と大して変らないようにも思える。サンライフの保険商品は予定利率が決まっているため、預入資産が将来いくらになっているのか、だいたいの予測がつく。
その為、リスクを取って年間4%代の成績はいかがなものかと言う声もある。正直私もそう思う。
しかし、世界経済の足が鈍るなかにおいても、年間4%ではあるが、損失を出さずに、安定して運用結果を出せていることから、世界経済がよくなったあかつきには、大きな運用益増が見込めるのではないかという期待を持っている。
毎月買い足していく、ドルコスト法であればファンド価格が落ちている時にも買うことができ、それが結果として運用成績を押し上げる。
25年の満期になった際、平均して年間10%の利益が出ていれば嬉しい。
結局は高い利回りを狙う場合、比例してリスクも被ることになるということだ。
そのリスクが取れない場合で保険運用をしたい場合は、ほぼ確定利回りの予定利率で運用されるサンライフなどの商品になってくる。その場合の現在の利率は3.7%。
もちろんその両方で運用するのも良いと思う。
私自身も、今後使い道のない資金をサンライフの確定利回り(予定利率)で運用することを現在検討している。
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