こんにちは。フィリピンセブ島でコンドミニアム不動産を購入し、その後賃貸運用をしてフィリピンペソ収入を毎月得ている、インベスターGです。
フィリピン不動産で騙された!とか、大失敗した!
などと言う声をたびたび聞きます。
私としてもフィリピン不動産の賃貸運営には時々疲れてしまうことが正直言ってあります。
今回はそのことをシェア出来たらと思います。
始めよければ終わりよしにはならないフィリピン不動産投資の実態
購入したコンドミニアムが完成後、幸いなことに、私は良い管理会社を見つけることができ、この数年間同じ管理会社にお願いをしてきました。
非常に評判の良い管理会社で現地に詳しい人や現地の富裕層はみんなそこで管理をお願いし、売買も委託していました。
当初は評判通りの仕事で、フィリピンらしからぬ働きで、こんなこともあるものだ!素晴らしい!!と絶賛をしていました。過去記事はこちらhttps://investor-g.com/rent-cebu-mactan-8newtownboulevard/
この現地不動産管理会社の働きは本当に素晴らしく、約束や期日は守り、テナントのサポートや、物件管理、ステートメントの送付から家賃送金まで完璧でした。
テナントが退去しても、必ず前よりも良い条件で高い家賃テナントを獲得してきたりで、本当に満足をしてきました。
しかし、事件がおこりました、、、。
だらしないフィリピン不動産管理会社に成り下がった
事件と言うのは大袈裟なのですが、なんてことはない、普通のフィリピン不動産管理会社になってしまいました。
・ステートメントは送ってこない
・家賃は何か月も送金してこない
・メールをしても返ってこない
・テナントの状況がわからない
・連絡が取れても言い訳しかしてこない
・何月何日までに送金するという約束も簡単に破る
信頼していた管理会社だっただけに、はじめは様子見をしていたのですが、時間経過と共に、どんどんといい加減になり、クレームの連絡を何度も何度も入れる事態に陥りました。
はじめは管理会社の中の人事や、何か問題が一時的に発生したのかな、などと考えましたが色々と調べた結果、なんてことはない、フィリピンの悪い一面が出ただけだったのです。
フィリピンには恐ろしい一面があります。それは基本的にフィリピン社会がいい加減、適当な社会で成り立っているという部分です。
本当に全てがいい加減で、いい加減なのが普通なのです。(逆にしっかりやれとプレッシャーをかけると白い目で見られたり、普通に嫌われます)
だから、たとえ、素晴らしい会社があったとしても、悪い方に引っ張られしまい、いつの間にかいい加減な会社に成り下がってしまうということがフィリピンでは多々あります。
この会社の社長は本当にフィリピン人らしくなく、律儀で仕事が出来る方で大変に信頼をしていたのですが、例えこのような人の会社でも、フィリピンにおいては、このようなことになるのかと、覚悟はしていましたが、それなりのショックを受けました。
半年間も家賃が振り込まれない状況
あんなに素晴らしい現地不動産管理会社は、
とうとう半年もの期間、平気で家賃を振り込まず、連絡さえ無視。
ようやく連絡が取れ、いつまでに家賃を振り込むといった約束をしても、平気で破られました。
フィリピンセブ島の不動産業界に精通されている方にも確認したところ、この管理会社に同じようなクレームが最近立て続けに起こっているようで、問題になっているようでした。
それでも、なんとしても、家賃は回収しなければいけませんから、あの手、この手で、連絡をし、最終的には家賃を振り込んでもらうことができました。
コロナ問題が起こる前に家賃を回収することが出来たのは不幸中の幸いでした。
もし、これがコロナ問題の最中だったらと思ったらゾッとします。
払わない、格好の理由になってしまいますから。
不動産賃貸運用の難しさの一面がこのような部分にあります。
不動産賃貸運用には管理会社が欠かせません。そのため良い管理会社というのは何よりも大事になります。
販売業者は買った後のサポートは基本やりません。バラ色の未来を語り販売をしたあとは、もう知りませんというのが普通です。
一番大事なのが買った後です。誰に貸すのか、どうやって貸すのが。誰が管理をするのか。
それが出来ず、買ったあとに放置をして、最終的に物件を没収された投資家もたくさんいると聞きます。
不動産は売るにも貸すにも出口戦略が最も重要です。我々投資は本当によく考えなければなりません。
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