企業の倒産危機を回避!第三者割当増資と新株引受けで企業を救う。企業再生コンサルティングという仕事。

こんにちは。元企業再生コンサルタントのインベスターG.です。

世の中には上場企業の企業再生という仕事を請負う仕事がある。

文字通り、ボロボロの企業を一流企業に生まれ変わらせる業務だ。

例えば毎年赤字で、借金も多いような企業。

潰れそうな会社や、債務超過で上場廃止になりそうな会社。

上場企業といえど実はそんな会社は山のようにある。

そういう会社を黒字企業に再生するコンサルティング業務を請け負うわけだ。

私は運よく、そういう業務にも携わることができた。この案件は、私としても非常にいい経験になり、こういう業務に引き合わせていただいた方々に今でも心から感謝している。

実業界の大物の仕事を肌で感じる

通常、ボロボロの会社はとにかく資金繰りが悪化している。

数カ月先の資金繰りすら出来ずに、債務超過で上場廃止の崖っぷちに立たされている場合が特に多い。

そのような企業に資金の融通をつけ、企業再生を行っていく。

多くの場合は、第三者割当増資という形で、融資の見返りとして株を企業に発行させる。

そうすると、大株主の順位は大きく入れ替わり、大株主の首位は融資をした企業再生コンサルタントになり、そうして会社の経営権を握っていくことになる。

その関係で私自身も新株引受けで当時とある上場企業の大株主7位になった。

企業再生コンサルタントは会社の経営権を握ったのちに、大企業との業務資本提携や利益率が高い事業をどんどん付けていき、売り上げを作り、業績を上げていく。

業績が回復すれば株価も上がり、その差益が利益になる。

場合によっては、さらに他の上場企業に転売(買収をしてもらう)という手法も取る。

企業価値は数十倍に成長

私が携わることが出来た企業は、結果として、わずか2年足らずで企業価値は数十倍になり、企業再生は完了となった。つまりは株価も数十倍になったということを意味する。

ちなみにこれらの企業価値を上げる手法は、株主や会社経営陣の利益につながり、上場廃止の回避による市場の安定化にもつながる。当然、金融取引法や証券取引法、会社法から見ても100%合法な手法で企業再生の方法として既に確立されている手法である。

世の中には色々な仕事があり、そのどれもが全て貴重な学びにつながるわけだが、

とりわけこの企業再生のコンサルタント業務に携われたことは、私にとって非常に多くの学びを得ることができ、本当に今でも感謝をしている。

世の中には色々な仕事、稼ぎ方があるという参考にしていただければ幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です